2012/08/30

夏休みが終わるあのはな舞台は

あのはな物語のスタート時期でもあるんですけどね……。

長野が一件した週末の8月25日は、地元の秩父に行ってました。

特段目ぼしいイベントがあるってことはないんです。

8月のあのはな舞台は秩父の現場も台場のイベント地も行けてません。

「Kishiは今年は長野に賭けてる」と言われますが、それは今年のはじめに秩父で宣言しています。

ようやくあのはなの視察に時間を回せるようになったのは下旬になってから……物語としては旬ですけど、イベントとしては千秋楽付近になってしまいました。

今回は何故か秩父鉄道で向かっています。

あのはな絵柄のスタンプラリー期間用1日乗車券を買ってみようと思ったのですが、時すでに遅しで羽生・熊谷駅限定の全線1日券は完売。寄居駅限定の長瀞-三峰口間フリー券は別日にふらりと行って買えています。2弾目のパスケースはもっと前の日に羽生駅で買えていて、1つだけ惜しいことになってしまいました。でも、昨年冬記念やハイキング用の入場券は、買えてないのでコンプはいいやって割り切ってます(ぉぃ)。

知り合いに誰にも会うことあるまい、と思って秩父駅を降り『まめちゃん家』に挨拶すると、親父さんたちと1時間ぐらい話すことになりました。最近は同人誌でのガイドブックを置くようになったんですね。現地でしか買えない本は大変重宝するので迷わず買いました。中途半端だったんで食事は出来てませんが、次はゼッタイ!と思って秩父市街でやってるラリーに回り出します。

一番遠いのは17番定林寺でした。

その定林寺、友人と会って話をしていたら、大学生の論文アンケートにも答えることに。さらに話が盛り上がると、今度はコスプレイヤーさんたちがいろいろやってきた。寺境内が劇場になったかのようでした。

撮影時の最大の内訳で……

めんま×3名づつ
じんたん、あなる、ゆきあつ×2名づつ
つるこ、ぽっぽ×1名

あれこれ写真を撮ってみたり、その現場を見てたりすると、あーなんか生放送のドラマやコントがそうなんかな?って思ったり。

話しが変わりますが、最近関口 宏さんが書かれた『テレビ屋独白』という本を買いました。名前を出せば「クイズ100人に聞きました」から「サンデーモーニング」まで民放(主にTBS)の司会者で有名ですけど、元は俳優さんで「江戸を斬る」で役者になってるのを見て、その意気込みに驚きを感じることもしばしば。でも忘れられないトリビアをくれたのが関口さんで「ドラマも最初はVTRなんて無い。(当然)生放送でした」と、ガキの頃の水戸黄門のナショナル劇場記念番組で教えてくれたことが、頭を忘れません。テレビ放送もNHKの技術研究がいろいろと挑戦をされていますが、テレビのパーソナル化は単にテレビ所持から、放送セグメント、放送の発信法までパーソナルになり、経費削減のためにテレビで会議する会社もあります。『テレビ屋』というのはストレートには『伝え手』であって、テレビ離れに印象に残らない(Kishiの場合、多くの作品が辛い)作品に当たることもある中で、テレビの在り方をアニメとは別ルートに考えてみようと買ってみました。内容は後世に残したい放送業界人としての、まっとうと思えたテレビへの警鐘でした。

その中で
テレビ(放送)の本質を端的に言って、『疑似』『生』『ハプニング』に集約できそうだ。
とあります。

定林寺での何組ものキャラクターへの集いを幸運な『ハプニング』。
コスプレイヤーさん達が楽しんでいるキャラクターへの『疑似』。
そして、それを見てその一瞬を楽しむ『生』。

定林寺を舞台にしたこの3つの要素がテレビの本質と例えてしまったのは申し訳ない気もしますが、この瞬間を現場で楽しむというのは生活そのものなのかもしれません。最もキャラクターの等身大を楽しむために、秩父の現場に足を運び、『旅』の新しい提案を生んでいるのだと自分は考えます。

これは何もない日に行って得られた幸運だったなって思いましたね。

そして、コスプレイヤーさんたちとついていくうちに今度は小さな自治会祭りに遭遇します。

そこでコスプレイヤーの皆さんが恩恵を受けました!

会長さん「コスプレイヤーの皆さん、ようこそ!」とハンドマイクでごあんない。

写真を撮ったり、かき氷を頂けたり、自分もその中で少しだけお腹を満たすことが出来ました。

市のお祭りは『なつまち』でも経験してきましたけど、小さな自治会の祭りにもコスプレイヤーさんの活動貢献ができる場を提供するお祭りに立派だと感動しちゃいました!

本来の目的を少し外した気もしますが、この時間は無駄にしてはいけないな、って正直感じました。

交通手段に間違いはあったけど、この日秩父でよかった!そう思えた半日でした。

ちなみに帰りはどういうわけか西武鉄道の特急レッドアローで池袋へ出て、ラーメンをすすって帰ってきました。交通手段の間違いは、秩父の場合、遠回りを余儀なくされてしまうんですよねぇ……だからクルマで行くのがKishiには一般的だったりします。ダメだこりゃ。

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