2012/10/16

古典部の旅路3-2

お待たせしました。
写真挿入が遅れると思いますが、取り急ぎ文章だけ飛騨高山レポ続けます!
現場合わせで写真は撮ってませんが、多分他サイトでそのパーツを埋めてくれると思います。
お許しを。


台風接近を知らされ、緊張が走る2日目となりました。

平湯温泉を後にしてひたすら高山市街地へ向けて走ります。

目的地はいつも高山で泊まる時にはお世話様のシティホテル・フォーシーズン。

連絡を取って朝から駐車できるよう、お願いしました。

また、自転車も借りられ『氷菓』の舞台地を巡るのには、必須アイテムではないかと?

折木奉太郎と同じママチャリだけど……これでいいんです。

フォーシーズンは宮川の近くにあり、アニメ本編でもよく出てくる現場ですが……このレポでは飛ばして、まずは折木奉太郎宅近くの八軒町まで走ってみます。

折木家はどういうわけかアニメでも微かに住所が出てまして……。

住宅街で迂闊なことは出来ませんが、『一本杉白山神社』という神社があって、公園もありますので境内を基軸に撮ってみました。

ちなみに折木家はそのまま利用ではなく、土地だけ借りたみたいね。
(なんだかホテルの土地貸借法にだいぶ近づいてきた。しかも、現場は土地までで家はオリジナルで作ってる感じで……)

にしても、折木宅のある八軒町は地方といいながらも、特急列車が必ず停まる高山駅、中核の高山郵便局、そして赤十字病院に近いところです。都市機能をふんだんに活用した家の立地環境から、奉太郎の省エネ主義さ、そして姉貴である供恵のパワフルさがみなぎってくるように思えるんです。一方の千反田家の立地は言うまでもなく折木家とは対象的ですが、名家でありそして人脈もあります。ヒロインのえるにしても15~16歳にして、地域の信頼を確立しています(記憶力の良さで、キチンと家や人物のことを把握してるのですから、架空の人物とはいえ更にとも思えます)。違う!といえばそうかもしれないんでしょうけど、日本社会の新旧を奉える宅の立地から比較することもできるんじゃないでしょうか?

終盤21話目『手作りチョコレート事件』の、オリジナルにあった伊原摩耶花と千反田えるが事件への悔しさをぶつけ、ケーキを食べに行こうと言った跨線橋、描写されていませんがその下をJR高山本線が走ってるんです。

跨線橋から一本杉白山神社までなら、5分で行けます。

なるほど、アクの強い腐れ縁の近所というのも頷けます。

自分は丁度、特急列車の線路での入替をしていましたので、撮影していましたが、高山本線の利用状況って、古典部メンバーでも列車を使うことが原作の古典部シリーズでさえ記されてませんが、利用実態としてはどうなんでしょう?

「わたし、気になります!」

(バスのほうがポピュラーなのかな、かな?戝前村こと平湯温泉に行くのにも飛騨バスが使われてますし、『二人の距離の概算』にもバスの表記があるにはあります。最も高山市自体は日本で一番広大な面積を持つ市です。コミュニティバスも盛んに運転されていますし、『ひ×らし』の学校がある荘川地区は、高速バスで移動と記憶してますよ)
===
折り返しJR高山駅を懐かしみながら、撮影します。

隣接のバスターミナル、新しくなりましたね。

この日は丁度『ぎふ清流国体』の1日目。

駅前で国体案内されてる方に、ぎふ清流国体をあまり知らないので概要として話を聞くと、高山もいくつかの会場で競技が開かれているようです。

それを踏まえ、実は『氷菓』で旅してることを明かすと……。

「今日ならバスケの試合やってるから斐太高校入れるよ」

岐阜県立斐太高校……いうまでも無く、奉太郎たちが通う『県立神山高校』モデルです。

本来なら写真撮影もできないし、現役生徒さんがいれば一番気を使う現場なんですが……国体で一部場所でも入れるというのが幸運でした。

自転車で15分、国体用シャトルバスを使えば5分程度の所でしょうか?

公道を入れながらグランドや校舎があるので、目視として通るには環境上いいのでしょうが、迂闊に軽はずみな「ちょっとぐらい」はできるような環境じゃないように思えます。

今日は国体で、花がきれいに飾ってあったり、のぼり旗とかが多かったなぁ……。

あと斐太高校入口の橋ですが、9月29日時点ではまだ古い橋だったようです(セーフ!!)。

さ、敷地内に入ります。

今回、敷地内の一部に入って撮影していますが、名目上のぎふ清流国体の観賞も行っていることを明記します。

自転車で来てましたが、なんと在校生がとめる駐輪場に止めてと指示。

17話目『クドリャフカの順番』で文化祭時、田名部治郎と奉太郎の対峙した現場に立ち寄れました。

駐輪場を超える際には体育館と校舎を結ぶ連絡通路があります。

ここも17話目辺り(他の回でもあったか)?で登場したかのように思えます。

ちなみに、体育館寄りの上層階に、摩耶花が委員として属する図書室があります。
(DVDやBD特典映像でロケハンをした記録だとラノベやコミックも豊富と聞いています)

体育館は先述の通り、長崎県と埼玉県のバスケ試合が行われていました。

神山高校で1000人の高校生が通うと聞きますが、さすがに講堂ステージまでは随分な距離があるように思えました。

体育館脇は部室で、11話目『愚者のエンドロール』で奉太郎が入須先輩を待ち合わせるのに、また10話目『万人の視覚』では逆の現象が起きた現場(?)です。

ちなみにお昼は豚汁とポカリスエットを頂きました。

空腹には全然満たないものでしょうけど、大変おいしかったです。

帰りには入須家経営の恋合病院こと久美愛厚生病院を裏から正門へ見物してきました。

正しくは『岐阜県厚生農業協同組合連合会久美愛厚生病院』といい、JA岐阜厚生連(岐阜県厚生農業協同組合連合会)が運営しています。なるほど、恋合というのは『連合』でちなみ、豪農千反田家が医療の入須家に関わるとすれば、本編直には私立病院以外としてですけど、農業の福利厚生システムとしておつきあいしていることになるんでしょうかね?予想だけど。でも、一番近くの宮川に架かる橋に『恋合橋』もあります。地名から来てるのでしょうか?そういえば、『桁上りの4名家』である万人橋家も宮川の橋の1つになってるし!滅茶苦茶奥深さを感じます!!

ちなみに現在この病院、中部縦貫自動車道高山ICに近い中切町で新築された病院に移転されまして、現在は廃墟の筈ですが正面玄関でバス待ちの方を見かけました。愛着というものでしょうか?

再び宮川沿いに戻り、写真を撮ります。

宮川沿いですが、この日のこと、明日のことも含めて別項で宮川沿いでまとめたいと思います。

それはそうと実はこの日の15:00に、『古典部ユーストリーム』放送が、なんと岐阜県高山市で!それも『パイナップルサンド』モデルの喫茶店『バグパイプ』で行なわれるそうです(が、放送中は貸切で入れません)。

しかしホテルのパソコンで、ユーストリーム放送は録画することにしました。

視聴して出かけるとタイムロスになるので、パソコンだけ開けて録画体制にし、今度は自動車での舞台地巡りになりました。

自動車分の後半は……『3』として続きます。

写真は後程貼ります。お楽しみに。

0 件のコメント:

コメントを投稿