2013/02/24

n次創作観光

金曜日A型インフルエンザで倒れましたが、今は咳数も少なくなり久々のパソコンを開きました。
(家中での風邪、2度目です。前日インフルエンザになるとは夢にも思いませんで、その当日熱を測ったら40.5℃の高熱を出すとは思いもしませんでした。金曜日の1分は5分みたいに長かったように思います)

そんなインフルエンザ休日の今日(2月24日)、岡本 健さんが書く『n次創作観光』という本がようやっと届きました。

NPO法人北海道冒険芸術出版という、いかにも興味深い(サブカル)旅のデザインをされているNPO出版社だな~と感じます(非力なんでしょうけど、こんな出版社で働けたらいいなって思います。あとこの間ロケーションジャパンを取り上げた(株)地域活性化プロジェクトもね)。併せで『北海道裏観光ガイド』という本も買いました。絶景、秘境駅、ダム、産業遺産と大自然豊かな気候と地形と思う北海道を、好奇心くすぐる本が3冊セットでやってきました。自分はここでまとめ買いしました。

岡本さん、存じてます。恐らく2008年に鷲宮でお会いしたことがあります。

ご活躍も『あの夏で待ってる』の小諸フィルムコミッション取材の際に、信濃毎日新聞で取り上げられたのが記憶に新しく、……あれ?学校名が違ったけど……と思ったこともありましたが、同じ名前であっていたんですね。

自分の最終学歴は高卒で、恐らく大学等に進学できたとしても、アニメの舞台地巡りによる地域活性化や観光の価値観を論じるには早いうちに卒業しちゃって、こうした学問がある時代が羨ましいと思うことがあります。とはいえ『生涯勉強』できるというのは信じてまして、岡本さんの先生である山村高淑(北海道大学)准教授が主だって書かれた叢書や『アニメ・マンガで町興し』といった本は買ったり頂いていたりして読んではいます。サブカルの地域活性化は学問になるほど楽しいからね。でも研究自体が難しい文で著されていたり、この旅や町興しがまだまだ浸透されにくいのか……こうした本を気軽に買えて、読めてって訳にはいかないようです。

サブカル観光のデザインも、多様化して手探りだった時代から選んでデザインする時代に入りました。

自分が見てきたいくつかの舞台地旅のもてなし方も、多種多様になってきたとも思います。

そうなってくると、観光をガイドブックで提案・提供・提示などをしてもいいんでしょうけど、恐らく「これやりたかったのに!」ってものが無くて後悔することになってしまうんじゃないかな?

小さな言葉で纏めれば『彩る』って言葉。

この言葉を観光以外に向ければ、生き方、活力……あ『生活』になりますよね。

ここまで自論ではあったのですが、舞台地旅行の哲学を彩る意味でも今回買って読んでみることにしました。

今回の本を教えて頂いたのは、丁度1週間前の秩父であるイベントがあった際、舞台地活性化の情報交換な雑談をしていた時のことです。

情報を交換する中で、気になる話題が出てきました。

自分はSNS無し(代替でこのブログをやっている)、絵描能力なし、コスプレも出来ない、痛車もやっていない、舞台地も先取りどころかアングル通りに撮れてないし紹介できていない。

出来るのはせめて現地で簡単に案内することと、送迎ぐらいしか……と思います。

そんな奴が役に立つときが来るのだろうか?

あってはならない事故・不祥事が無いうえで、無能さを考えることがあります。
(不祥事も入れると今度は無策も含まれるでしょう)

情報交換で「なにもとりえが無くても来ていいのか?」という問いに「Yes」と話した時、その方は泣いたそうです。

作品が好きで更に一芸に秀でる方、そして住民の方などで町おこしは成り立っているシステムを承知はしています。無論、その一員になれたらって思うことも感じますが、来て貰えてる方でも盛り上げ役の1人になれ、楽しんでいけるようなサブカル町おこしというのも大切かなと思います。

自分のブログでは、既に右へならえって感じになってないんですけどねぇ……ww。

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