2013/11/12

古典部の作者講演と交流イベント(2日目・掛川加茂荘編)

ホテルドーミーインEXPRESS掛川で当日を迎えた氷菓イベントの日。

少し睡眠時間が足りなかった気もしますが、カーテンを開けると掛川城が見える部屋でした。このホテルに泊まった感想はトリップアドバイザーに書いておきましたのでそちらをご参照ください。ダメモトの飛び込み予約だったので少々高く付いちゃいましたが、掛川城に近い今年できたてホヤホヤの良い宿でした。

9:00にチェックアウトの後、30分高速で見れないところも多かったけど掛川城に登ってきました。

お城といっても大きなものではありませんが、最上階の展望は抜群で掛川を出発したこだま号を見てきました。そういえば、前年の氷菓イベント『私、加茂荘気になります。~HK240の集い~』の1日目に始発の電車で東京へ出て東海道新幹線で来たんですが、大雨で15分遅れになっちゃったんだよな~、で帰りは奇跡的にこだまなのにN700系新幹線で帰ってきた記憶を思い出します。詳しくはコチラで。

今の掛川だとアニメの『勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。』の舞台地になってるんですね。ウィキペディアを見ると、掛川市、炭火焼レストランさわやか、ヤマダ電機にローソンが協力している。掛川市のシンボルである掛川城も当然出てこなくちゃ~!ということかな?入場料支払の受付付近の掲示板に2枚、『勇しぶ』のポスターが飾ってありました。なんか、JTBのバスツアーで声優さんが20歳になるのを記念に、勇しぶ舞台地バスツアーも企画されてるとか?ぅゎー頑張ってるなぁ?

9:30、少し遅いですが原里の加茂花菖蒲園に向けて車を走らせます。30分以下でも直行で行けるのですが、自分は天竜浜名湖鉄道の桜木駅と原谷駅に立ち寄りながら……だったのは失敗で10時前ギリギリとなってしまいました。そういえば、HK240の集いの時も時間ギリギリだったような。

今回の氷菓イベントの特筆は、なんと76名の参加者がやってきたということでしょうか?
庄屋屋敷は村(集落)の役場という意味もある加茂荘ですから、溢れ出すことはなかったもののいつもこじんまりとした加茂荘とはちょっと違ったかな、とにかく人が多く、流れていくように家の中を案内されていきます。

おみやげも凄かったですよ!
まず、入場券。
前回のらぐほさんイラスト使用の氷菓イベント用特別入場券で領収証代わりになりました。
そして目玉は表面千反田さん、裏面は名物ふくろうのお姉さんが描かれている、同じくらぐほさんのオリジナルクリアファイルをGETしました。
ファンの方からもお土産を頂きました。
大学で機械工学の授業の一環で、制作した板彫りのカード。
ありがとうございます。

庄屋屋敷の原型は1階で2階は加茂さん宅になっています(増設したようです)。あばらその廊下を素通りし、大広間へ招待されました。加茂荘の当主さんの部屋はこの間案内して下さったことがあるのですが、今回は台所やら風呂の近くまで通っちゃって……ホント良かったのかな?

大広間で76名いる中で可能な人は自己紹介を、とマイクを順々に渡されて自己紹介。誰も言う人がいなかったので、自分からは庄屋弁当、庄屋料理が美味しかったことを勧めたら、専務の娘さんから説明が入りました(自家栽培の料理。江戸時代には武士とかにこの弁当を渡していったそうな)。今はお重が食えるそうですが、財布の中と予約忘れで庄屋料理を食うことが出来ませんでした。

その代わりのお昼が氷菓おにぎり(千反田さんが4話で握るおにぎり)と味噌汁(味噌も自家製)、しいたけの煮物(が、実は自分の皿には乗ってなかったので分けて貰った)、甘酒と黄粉のあえものとちょっと質素でした。特製のお皿ではなかったし……。後日、集合写真が欲しくてメールした所、配膳が行き届かなかったとありました。ちょっと考えたのが『庄屋弁当』みたいな箱型で出せたら、一気に配れるような気がしたんですが、いかがでしょう(で、庄屋弁当だったら本当に良かった)?

食事が終わり、時刻遅れてまた加茂宅プライベート空間を渡って大広間へ。

KADOKAWA公認の、氷菓第4話上演会がはじまりました。最初は特典映像で加茂荘をどう撮影されたかを紹介後、本編を流していきます。4話目は自分好きな話の1つで、千反田さん宅を忠実に描いている他、話し合い中の根拠出しと仮説、折木奉太郎であればまとめ推理で出される、説明アニメーションの凝りかたが大変気に入ってます。単に綺麗、泣ける、忠実といった京都アニメーションだけど、こうした説明の気合の入り方にも感心しちゃいます。その意味では19話目の『心当たりある者は』も説明アニメのオンパレード回でなんですよねぇ……。

もう1つ、実写で加茂荘をロケにした時代劇の映像を見せてくれました。どんな作品かは書けませんが、敢えて出してお話したいのは、加茂荘の部屋は桃山時代からの庄屋屋敷。時代劇の加茂荘はそのまま使え、玄関からも馬で駆けつけるシーンでは全く違和感無く加茂荘が背景としてマッチングしているんです。門から先の電線や新東名自動車道(出来てれば)とかはCGとかで上手に消しているんでしょうけど。

このあと更に高山から神山高校写真部の方が来られ、平成25年神山高校文化祭のレポートスライドショーも行われました。
9月8日、平成25年神山高校文化祭に加茂花菖蒲園も、このイベントに参加されていたそうですが、交換派遣よろしく9月の内容をざっくりと紹介されていました。自分のブログでは出来る限り見回せる範囲で書きましたが、中には部活参加で準備されていた方、遠方だったので文化祭まで参加できなかった方もいらっしゃるかと思います。とりあえず、自分もブログは書けていますので、良かったら下記リンクを参考にしてください。
これで一先ずのイベントが終わり、自由解散という形になったんですが……参加者の方にコスプレイヤーさんがいらっしゃり、神山高校の制服で千反田さんの恰好をしはじめたものだから、撮影会になってしまいました。レイヤーさんの後姿を撮影すると、意外に様になる。というよりも、千反田宅にやってきたなぁ、と自分は思いますね。友人に教えられて、最終話の『遠回りする雛』における加茂荘の撮影スポットも教えて貰いました。酒で大盛り上がりの宴会は、居心地が悪くて出てきた奉太郎の現場は、アニメでは池の方ではない縁側だったんですかぁ……(で、そこで推理がはじまるんです)。千反田宅を出て最終話に出てきた橋とその撮影地も教えてくれるということで、自分を含めお仲間7名、なりゆきで加茂荘を後にしました。

トイレの利用で温室の加茂花菖蒲園自慢のダイヤモンドリリーを見ることが出来たし、その思い出は濃いものになったけど、実は忘れたこともあります。庄屋料理が食えなかったこと、ノートの一筆も忘れました(本当はいつも書いてるんだけどな)。しかし、知り合ったコスプレイヤーさんがまた加茂荘でコスプレ撮影イベントをやろうというそうです。スケジュール合わせて、もしも参加して良ければ出来なかったことの穴埋めをしたいと思っています。

加茂荘を後にし、原田駅で友人を送っていった後も、友人に誘われ森町のお祭りを見てきました。

『遠州森の祭り』は小さな森の町内を大きな山車ではなく屋台が何台も引っ張り通し、舞妓さんという小学生ぐらいの女の子を迎える壮大なお祭りです。高山や秩父、栃木でで大きな山車が町中を回るお祭りはよくあることなんですが、森町は3ナンバーの車なら1台しか通れ無さそうな道をくねくねと走って行くんです。これが凄かった。18:00には屋台から舞妓さんを迎えてそれぞれの町まで送っていくのですが、その出発はなんと打ち上げ花火なんですよ!これは驚きました。友人はこのお祭りを誇りに思っていらっしゃり、これを見ることで1年が終わっていくんだそうです。

本当にいいところだったんですが、自分は帰宅時間もあったので18:30で森町を後にして、森掛川ICから新東名自動車道に乗り込みました。やっぱ、加茂花菖蒲園に行くには新東名の方が早いんですよね。東名自動車道ですと、掛川へ行くのにさえカーブらだけを覚え、時間がかかるように思いました。まっすぐに車線も増やした新東名のスピードマジックには驚かされます。が、そう思ってるのも新東名までで、東名に入れば大渋滞が待っていました。なので、予定してなかったんですが御殿場で降りて、富士五湖・中央・圏央道経由で帰宅。それでも大月-小仏トンネル間が動かないほどの大渋滞だったことは言うまでもありません(90分かかりました)。

でも、まぁ……事故なく2日間、氷菓の2大イベントは無事に終了しました。
ご参加の皆様、本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました!!

0 件のコメント:

コメントを投稿